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【徳島県】風化が作り出す奇妙な景色『阿波の土柱』

旅ログ: 徳島
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世界三大奇勝と称される「土柱」。
その名の通り、土の柱がそびえ立っているような地形です。

土柱とは…?
「砂礫層」と呼ばれる”砂”や”礫(小石)”からなる地層が、万年とかいう壮大な時間をかけて雨や風によって徐々に浸食され、柱状になったもの。

世界三大奇勝と日本で称されているものとして、

  • アメリカ・ロッキー山脈 「ブライス・キャニオン国立公園内のフードゥー」
  • イタリア・チロル 「南チロルの土柱」
  • 徳島県阿波市 「阿波の土柱」

があるそうですが、今回は徳島県阿波市の「阿波の土柱」へ行ってきました~♪

阿波の土柱とは。

阿波の土柱は、波濤嶽・橘嶽・筵嶽・不老嶽・燈篭嶽と名付けられた5つの嶽から成り、この一帯は国の天然記念物に指定されています。
あらわになっている土柱の肌は、100万年前の地層。
元々は5つの嶽がすべて地続きで、浸食によって5つの嶽となったわけですね。

遊歩道が整備されていて、ちょっとした山林散策をしながらの土柱めぐりが出来ます。

展望台(下)

土柱へは阿波PAから行けちゃう!

徳島自動車道の阿波パーキングエリアのすぐそばにあるので、通りすがりに立ち寄れます。

今回は徳島市から剣山へ向かう道中だったので、阿波PA(下り)から訪れました。

阿波PAに車を止めてちょっとそこまでお散歩がてら♪

ちなみに、上り下りどちらからもいけます。

阿波PA(下り)からのルート

駐車場を背にPAへ向かって右手方面に案内が立ってます。

そこから建物の裏手へ回ると・・・

右手からの出入り口

こんな出口。
カギはかかってないので、柵の扉を開けて出られます。

ちなみに、左方面からも出られます。

左手からの出入り口

出た先には看板あり。

親切ですねー(*´ω`*)
矢印に従って左へ~♪歩いていくと、T字路に出ます。
そちらにも案内板があります。

これを撮影したのは2017年ですが、その後看板が新しくなってます!
Googleストリートビューで見れました(笑)
矢印に従って左折してまっすぐ進みます。
徳島自動車道を渡る道路です。そして、交差点へ出ます。ここまでで大体5分くらい。

交差点を渡り、さらにまっすぐ。
少し緩やかな坂道です。

分岐があります。
展望台(上)へ向かいます。

少し上ると、一般道から来た場合に利用できる身障者用駐車場が右手にあります。
展望台へは左の坂を登ります。

アスファルトではないですが、展望台までは平らな道が続きます。
木陰もあって、夏場は涼しそうです。(写真は11月)

このルートで行けるのは、5つの嶽のうち「波濤嶽(はとうがたけ)」です。
ここまででゆっくり歩いて大体15~20分くらいかかります。
平らなので車いすでも行けますが、坂道があります。
また、PAへの出入り口は障害物があるので、車いすをたたむとか持ち上げないと通れないと思います。

時間があれば山を登って上から!

土柱は山の麓(ふもと)にあるので、山を登って上から見下ろすこともできます!

途中階段があるようなので、足腰に自信のない方は要注意。
展望台からみられるのは結構手前で、土柱は奥へ結構広範囲に広がっています。

散策が好きな方はぜひ~♪

途方もない年月が作り上げた景色は、何か神秘的なものを感じます。
次行くことがあれば時間をとってぐるっと一周したい思います(^^)/

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